【Q】 |
お仏壇はなんのために祀るのですか? |
【A】 |
お仏壇はご本尊様やご先様に対して毎日朝夕「おはようございます」「今日も一日元気に過ごせました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを表す神聖な場所・癒しの場所だと考えてください。
おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんやお母さんが朝夕お仏壇に手を合わせる後ろ姿を見てお子さんは、ご本尊様やご先様に見守られている安心感と生きていく上の礼節を知ることで「しつけ」にもなり家庭の規範や折り目になるはずです。 |
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【Q】 |
お仏壇はいつ購入するものなのですか? |
【A】 |
お仏壇は、葬儀や年回法要などの法事を営む時だけに必要とされるものではありません。
家族全員の心のよりどころとして、家庭の中に設け、朝夕お仕えして、み仏とご先祖を中心とした暮らしをするために是非とも必要なものです。またこれこそがお仏壇の意味する役割なのです。お仏壇は人がお亡くなりになってからではなく、生きている今感謝のお給仕をするものです。よって「思い立ったら吉日」なのです。 |
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【Q】 |
お仏壇を買い替えるのですが、古いお仏壇の処分はどうすればいいですか? |
【A】 |
まず、御寺院様にお願いして「魂抜き」・「み霊抜き」をとり行うことが必要です。そして魂抜きをしたお仏壇は、当舎でお買い上げ頂いた御仏壇と交換して御処分させて頂きます。 |
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【Q】 |
神棚とお仏壇は「向かい合わせはいけない」と言われましたが? |
【A】 |
神と仏を向かい合わせると喧嘩をすると思われがちなのですが、そうではありません。
「向かい合わせがいけない」という理由は、人が神棚にお参りする時にはお仏壇にお尻を向け、お仏壇にお参りする時には神棚にお尻を向けてしまうためです。地域によっては、神棚とお仏壇を並べてお祀りするところもあるそうです。 |
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【Q】 |
お仏壇の掃除は毎日必要ですか? |
【A】 |
お仏壇の掃除は心の掃除でもあります。つとめてほこりやごみを取り除いてください。
宗派・地域によっては、一に清掃、二に読経といって、お経を読む事よりもお清掃を大切に考えるところもあるそうです。お仏壇をいつもきれいにしておくことが仏様のお仕えする何よりの条件ということです。
お仏壇は何代にもわたって大切にお祀りするものです。毎日出来る限り清潔に美しくして保つことで長持ちもします。 |
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【Q】 |
お仏壇のお手入れ方法は難しそうですが? |
【A】 |
『うるし塗りの部分・唐木仏壇』
まず毛バタキで表面の埃を払います。その後にお仏壇用のクロスで空拭きしてください。市販の科学雑巾は、変色を起こすことがありますので注意が必要です。
『金箔部分』
うるし部分と違って、絶対に拭かないで下さい。毛バタキで軽くほこりを払うだけで良いです。ほこりが取れない細かな部分は毛筆を用いて(先をほぐしてから)払ってください。金箔は手で直接触ると指紋がつき、それをこするとはげてしまったりしますのでご注意ください。
『金物・金具』
お仏壇の扉などに使われている金物や金具は塩分を嫌います。汗ばんだ手で触ったりしないようにご注意ください。 また、お仏壇は湿気・直射日光・エアコンの直接の風を嫌います。 梅雨時など湿気が多い日が続いたときには天気の回復を待って窓を開いて風通しをよくする等、いつまでも大切にお祀り下さい。 |
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